はじめに|3度目でやっと登れた富士山
いろいろな山にチャレンジしている中で、いつかは登りたいと思っていたのが富士山でした。実際に挑戦したのは「山の日」の前後の時期。朝一番から登り始め、夕方になる前に下山してくる日帰りに近いスケジュールで臨みました。
正直に言うと、富士山は一度では登れませんでした。1度目は高山病で途中下山、2度目は雨がひどくて撤退、そして3度目でようやく登頂できました。「日本一の山」と聞くと気軽なイメージを持つ人もいますが、実際はしっかりした準備と、ときには引き返す判断が必要な山です。
この記事では、何度も挑戦してわかった富士山のリアルを、これから登りたい初心者に向けてまとめます。
富士山の基本情報|登ったルートと拠点
私が登ったのは、最もメジャーな**吉田口(吉田ルート)**です。初心者にも人気で、山小屋や設備が比較的整っているルートです。
スタート地点となる吉田口5合目には、カプセルホテルのような宿泊施設があり、私はそこに前泊して体を慣らしてから登り始めました。いきなり登るより、5合目で標高に少し慣らしておくと、体への負担が違うと感じます。
実際に登った様子|3回の挑戦でわかったこと
繰り返しになりますが、私は3回目でようやく登頂しました。
- 1度目:高山病の症状が出てしまい、無理をせず下山
- 2度目:雨がひどく、安全を優先して撤退
- 3度目:天候と体調が整い、なんとか登りきれた
この経験から伝えたいのは、富士山は「登れたらラッキー」くらいの心構えで臨む方がいいということです。高山病や天候は自分でコントロールできません。撤退も立派な判断だと、身をもって学びました。
ご来光については、私は山小屋に泊まらず登る計画だったため、今回は諦めました。ご来光を狙うなら、山小屋泊を前提に計画を立てる方が現実的だと思います。
富士山に必要な持ち物|これは登山用を用意すべき
ここが一番大事なパートです。高尾山のような手軽な山と違い、富士山はしっかりした登山用の装備が必要です。
登山靴
砂利や岩場の多い富士山では、登山靴は必須です。普段の運動靴では足を痛めたり滑ったりしやすく、長時間の登り下りに耐えられません。
ザック(リュック)
防寒着・飲み物・行動食を入れるザックも、容量とフィット感のある登山用がおすすめです。
防寒着(これが特に重要)
富士山で一番伝えたいのがこれです。登る前は暑くても、山頂は風が吹いていてとても寒いです。標高が上がるほど気温は下がり、夏でも山頂は別世界の寒さになります。「暑いから」と薄着で登ると、山頂で凍えることになります。必ず登山用の防寒着を持っていってください。
飲み物・水分補給
飲み物は持参しました。ただし、ここで大事な体験談があります。登りは山小屋や山頂で飲み物を「お金で買って」補給できますが、下山ルートには買えるところがほとんどありませんでした。 下山中に飲み物が尽きてしまい、かなりきつい思いをしました。
なので、下山に入る前、山頂で多めに買っておくのがおすすめです。富士山では「お金で解決できることは解決する」のも立派な戦略です。荷物を軽くしたいなら、上で買い足す前提で計画するのもありです。
ヘッドライト(ご来光や早朝・夜間に登るなら)
登ってわかった注意点・初心者へのアドバイス
最後に、3回挑戦したからこそ伝えたいことをまとめます。
装備は必ず登山用をそろえる。 富士山は気軽な軽装で登れる山ではありません。靴・防寒着・ザックは、きちんとした登山用を用意してください。
水分補給を甘く見ない。 とくに下山は補給場所が限られます。山頂で多めに買っておき、お金を惜しまずペットボトルを確保しておきましょう。
高山病と天候には逆らわない。 私は2回引き返しています。無理をして登り続けるより、撤退して次に挑む方がずっと安全です。体調や天気が悪ければ、引き返す勇気を持ってください。
まとめ
富士山は、日本一の山にふさわしく、気軽に登れる山ではありません。けれど、しっかり準備して臨めば、何ものにも代えがたい達成感があります。私自身、3度目でようやく登れたからこそ、その景色は忘れられないものになりました。
これから挑戦する人は、登山用の装備をきちんとそろえ、水分と体調・天候に気を配って、安全第一で楽しんでください。


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